【本建正藍染】宇賀田正臣

宇賀田正臣

自然のチカラを利用したモノづくり

​新潟県上越市【つばめのうた】のオーナー、本建正藍染職人の宇賀田さん。
自然と人をモノづくりに活かす。宇賀田さんの建てる藍染の本質は自然の力を利用して生地をを染めること。そこに長年の研究を繰り返してオリジナルの技法を少しずつ取り入れている。
元々は東京でSE(システムエンジニア)の仕事をしていたが、常に新しく変わるIT業界から田舎へ戻り、自然を取り入れる仕事をするようになる。
「IT業界は流れが速く、次々と新しいものに変化します。しかし伝統や自然を使ったモノづくりや食づくりは今も昔もほとんど変わらずに魅力を伝え続けています。新しい変化ではなく、伝統技術を今に伝える仕事をしたかったんです。最初は実家に田んぼと農機具があったので、お米作りをしていましたが、新たに自然を活かせる仕事がしたいと考えて藍染を始めました。」

本建正藍染

藍染には大きく分けて化学薬品を使用して染める「化学建て」と薬品を使用しない「醗酵建て」の2種類があるが、宇賀田さんの本建正藍染は後者の醗酵建てでつくられている。

原料は蓼藍(たであい)という植物を醗酵させた蒅(すくも)と木の灰と水でつくられる灰汁(あく)を使用するだけのとてもシンプルだが、それ故に難しい。
なぜなら、微生物のチカラで染色するからである。コンピュータと違い、自然界の生き物を相手にするのだから、季節によって湿度や温度、環境が違えば、機嫌が悪いときもある。

だからこそ、常に語り掛けるように、染め液の元気がないときは手をやすめ見守まり、生地を染めるときはできるだけ、やさしく丁寧にゆっくり染め液に浸す。

建てては洗い、乾燥という工程を何度も繰り返してできる宇賀田さんの本建正藍染は色落ちが少なく、生地は丈夫になり、抗菌効果による防臭効果や紫外線防止など多くの効果を得られる。
染め液は生き物なので、微生物の力が弱まると染められなくなり、捨てることになるが、自然からの恵みは土に返ることで新たな命を宿す。人にも環境にもやさしいモノづくりである。

こうして丁寧に一つひとつ染められた生地は宇賀田さんの心が込められた味わい深い色になり、人々を魅了している。

Ainomi

化学薬品を一切使用しない本建正藍染で染められたオーガニックコットンの糸は環境にやさしく、抗菌作用や紫外線防止効果などで人にもやさしさを与えてくれます。その糸を機械などの動力に頼らず、愛情たっぷりのママが編んだ手編み帽子は藍染の【藍】と愛情の【愛】そしてやさしさを詰め込んだ実、そらがAinomiです。

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つばめのうた

宇賀田さんの工房「つばめのうた」は本建正藍染、自然栽培米など、自然の力を利用してモノづくり、食づくりをしています。秋には体にやさしく美味しい新米やお餅も売り出しています。

つばめのうたの公式ホームページはコチラ→http://www.tsubamenouta.com/

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