地域を活かす魚沼市のモノづくり | 有限会社星野組

星野組の玄関の表札

地域の木材を活かす

前回は大白川にある木工センターでの地域材を活かすための試作づくりにフォーカスをあてた記事を書いた。
木工センターでは主にスノービーチ(雪国のブナ)を使用して小屋の内装やドアを手掛けているが、骨組みは魚沼市の工務店の大工が行う。
プロジェクトは地域材の活用と街や企業の活性化につながる取り組みのため、魚沼の老舗大工である【有限会社星野組】が協力をした。

大工の仕事と地域材の活用

魚沼市の杉を使用して試作づくりに協力した有限会社星野組。
創業85年の伝統と今まで培われた経験を活かし、墨付けや鑿(のみ)など昔ながらの大工の技法を取り入れた。
豪雪地帯でゆっくり時間をかけて育てられた木は強く丈夫で、木目が美しい。
ここに大工の技を融合することで、より美しく【木】本来の味わいがうまれる。
木の活用と大工には強いつながりがあるため、今回のプロジェクトでは、その職人の仕事の一部を紹介する。

木を削る作業は次回になるが、星野組が使用する鑿で、場所に応じた使い方をするそうだ。

最近ではあまり使用する機会、人も少なくなった墨壺と言われる道具だ。
星野組でも普段はあまり使わないそうだが、今回は一部、こうした大工の伝統を取り入れている。

職人が設計図を確認しながら、一つひとつ丁寧に墨付けを行っている。
ひと昔前までは、良く見た光景だが、今は実際に見れることは少ないため、こうした技術が活用されることは【伝える】という非常に大事なことなのかもしれない。

実際に墨付けをした木。大量にある小屋の骨組みに付けていくため、時間のかかる作業である。

少し違う話だが、工房内を色々見ていると、こういったボードなんかも、大工らしさが出ている。

次の工程に入るまでに、今回はひたすら墨付け作業となる。
星野組の仕事を見ていると、常に丁寧なモノづくりを心掛けていることに気が付く。まさに職人だ。

有限会社星野組

さて、今回の魚沼資材活用プロジェクトに協力をしている有限会社星野組とは一体どのような会社なのだろうか。
新潟県魚沼市に工場を構え、創業85年という長い歴史のある老舗大工だ。
設計・建築をはじめ、五代目の星野達也がはじめたインテリアや雑貨ブランド【TOMATO】など、木や大工という仕事を駆使して常に新しいものを創造して生み出す。
雪国では冬の間、豪雪のため建築をすることが出来ない。そこで今回のプロジェクトの趣旨である地域材をつかって新たな産業を作り出し収益向上につながる取り組みに参加した。これにより冬期中も含め、新たな魚沼の一歩を切り出すきっかけづくりをするため協力している。

家具やインテリアをつくり、トータルでサポートできる優れた工務店は地域から愛され、そして魚沼市を越え、大工という仕事を通じて人々の安心した暮らしの提供することで、社会貢献をしている。

休憩中にもかかわらず、本プロジェクトの話し合いや木、建築、木工について話し合いが繰り広げられる。

常に木や工具を手に取る姿はまさしく大工職人に生きた姿である。

まとめ

今回の魚沼市地域材活用プロジェクトでは街の工務店が加わることにより市と村と企業、そして自然との付き合い方が一体となっている。
作業工程としてはまだほんの一部の紹介になったため、完成まで大白川木工センターをはじめ、有限会社星野組にも目が離せない。

有限会社星野組のホームページはコチラ→http://hoshinogumi-1932.com/

アクセス【〒946-0111 新潟県魚沼市並柳1239】

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